出産費用の全国平均が、今年8月現在で47万3626円であることが10月13日、厚生労働省の調査で分かった。現行の出産育児一時金の支給額42万円を5万円上回っている。同日に開かれた社会保障審議会医療保険部会で同省が明らかにした。
厚労省では、各都道府県の国民健康保険団体連合会に申請された直接支払制度の専用請求書5万3192件について集計した。
それによると、医療機関の種類別では、病院(2万4611件)が47万6586円、診療所(2万7753件)が47万1761円、助産所(828件)が44万8186円だった。
都道府県別に見ると、東京の56万3617円が最高で、神奈川52万172円、栃木51万4634円、宮城50万5060円も50万円を上回った。一方、最低は鳥取の39万1459円で、熊本40万6439円も低かった。
出産育児一時金の支給額はこれまで、平均出産費用を反映させて改定してきた。昨年10月から来年3月までの暫定措置として、原則38万円から原則42万円に引き上げた際には、2007年度の公的病院、私的病院、診療所の平均出産費用39万円を反映させた。
調査結果を受けて、出産育児一時金について検討する「専門委員」として同部会に出席している日本産科婦人科学会医療改革委員会の海野信也委員長は、「現行の42万円では、(出産育児一時金があっても)妊婦に経済的な負担が必要な状況が示されている」として、増額を検討するよう求めた。一方、日本経団連社会保障委員会医療改革部会長の齊藤正憲委員は、全国健康保険協会、健康保険組合連合会の厳しい財政状況を踏まえ、来年4月以降は原則38万円に戻すのが妥当だとの考えを示した。
我が家も長男と長女をそれぞれ別の病院で産みましたが、病院によって値段がかなり違っていて、ちょっと驚きました。
やはり東京は高いんですね。