コラム:仮面ライダーは誰のためのヒーローか?
いつも日曜日は遅くまで寝てるんですが、たまたま早く目が覚めたので、久しぶりに仮面ライダーを見てみました。今放送されているのは仮面ライダーキバ。吸血鬼がモチーフになっていて、なかなかカッコイイ仮面ライダーです。
が、、、番組が始まってすぐの戦闘シーンが暴力的だったので「・・・これは子供に見せたくない」と思い、反射的にテレビを消しました。
うろ覚えですが、戦闘シーンはだいたいこんな内容です。
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白いライダーと赤いライダーが戦い始める
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白いライダーのほうが強いようで、一方的な展開に
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やられまくって赤ライダーが倒れる
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倒れた赤ライダーを、白ライダーが剣でめった打ち
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さらに馬乗りになってタコ殴り
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虫の息赤ライダーを立ち上がらせ、銃を連射して全弾命中
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仮面ライダーは銃で撃たれても死なないし、血も出ないですけど、これは一方的な暴力行為だと思います。
平成以降の仮面ライダー(※)は”大人でも楽しめる”のがひとつのウリになっていますが、それでも仮面ライダーは子供たちに大人気です。先日ショッピングモールで仮面ライダーショーをやっていましたが、せまい会場に子供たちがすしづめになってショーを観ていました。
子供に大人気ということは、影響力も大きいわけです。子供がこれを見て「カッコイイ!」と思うこと、そしてそれを真似をしてしまうことが心配です。
最近よく「暴力的なゲームのせいで子供がキレやすくなっている」といった説をよく見かけますが、こうしたテレビ番組の暴力シーンもかなり影響があるんじゃないでしょうか。
番組の内容にあれこれ口出ししたくはないんですが、これだけの暴力シーンを子供向け番組として放送するのはどうかと思います。
仮面ライダーが子供のためのヒーローであるならもっと暴力性を抑え、ストーリーもシンプルにして欲しいです。逆に大人のためのヒーローなら、深夜にでも放送すればいいと思います。
もしくはテレビ業界もゲームにならって、CERO(※)のような審査機構と区分をテレビ番組にも取り入れてみてはどうでしょうか。子供に見せてもいい番組なのかどうかの目安はあったほうがいいと思います。
なお余談ですが、自分もまだ子供がいない頃、日曜出勤の仕事をしていた時期は毎週平成仮面ライダーを見てから出勤していました。アギト、龍騎、555(ファイズ)あたりはほぼ全話見ていたほどです。
でも子供ができた今、改めて仮面ライダーを見ると全く違った見え方になっているのに、正直驚きました。
視聴率稼ぎや話題性だけではなく、できれば子供と向き合い、子供のためになる番組を制作をして欲しいですね。民放にこういうことを求めるのはナンセンスかもしれませんけど。。
※平成仮面ライダーのコンセプト
単純な勧善懲悪ではなく、正義と悪が交差する複雑な内容。”大人でも楽しめる”奥深いストーリー。若手俳優の登竜門でもある。(オダギリジョー、要潤など)
※CERO
テレビゲームの審査機構。ゲームの内容によってふさわしい対象年齢を区分している。

6月 29th, 2009 at 19:57:17
今の子供達は多少の事は動じませんし、あのシーンは序盤のストーリーをまとめている重要な場面でした。
無い方が不自然なくらいです。
いくら大人も楽しめるダークな部分が含まれているにしろ、基本は子供達に楽しんで貰う為に作られている筈です。
重要なのは大人がどこまで認めるか、ではなく、子供達がいかに楽しく観賞できるか、ではないでしょうか。